新たなベクトル
Q.つなみさんはなぜ西田研に入ろうと思ったんですか?入ってみてのギャップなどはありますか?
産業とデザインで初めて西田先生を知りました。西田先生の第一印象はとても衝撃的でした。デザイン科のどの先生とも違うタイプで、研究室での研究内容も違ったベクトルでした。ですが、そこに魅力を感じました。
私は新しいコトにチャレンジすることや、新しい知識を得ることにとても興味があり、「他の研究室とは違ったデザイン分野」「できたばかりの新しい研究室」という西田研に所属することで、日々楽しく活動できるのではないかと思いました。
自分のマインドセット
Q.もうすぐで卒業ですが、西田研究室に入って学んだ事はなんですか?
私は、西田研で積極性を学ぶことができたと考えています。これは西田先生の影響が大きく、西田先生から借りた本「これが自分の答えのつくりかたの本」を読んだことで、私のマインドセットが変わり、何にでも行動するようになったと思います。
また、何にでも動くようになったことで、自分に自信が持てるようにもなりました。自分のやりたい事や思っている事を発言する事で、周りに自分をアピールする、それが自分へのプレッシャーとなり、今ではそのプレッシャーを楽しめるようになりました。
プロジェクトリーダーとして心がけている事
Q.西田研究室でどのような活動をしていますか?
SGK、NishiLab .Link プロジェクトとレンブロックのプロジェクトに参加しました。
3つのプロジェクトに参加しましたが、慣れない事が多かったので、時間の使い方を調整するのが大変でした。Webプロジェクトの初めてベンダーさんとミーティングする時の資料作りが大変だった記憶があります。それと同時にSGKプロジェクトのリーダーをやっていたので両立させるのが大変でした。リーダーとしてチームの最大限の力を発揮させる様に心がけていました。そしてプロジェクトに関わっている人達の想像を超えられるよう、日々行動しました。
西田研究室にはほぼ毎日来ています。研究室はカフェの様に席が空いてなくて勉強ができないという事がなく、そこにいると何か行動しなきゃいけないと感じさせられます。
まだまだこれから。自分をブラッシュアップし続ける
Q.何か達成感を得られたエピソードを教えてください。
実のところを言うと達成感はまだない気がします。何故なら元々自分に厳しく、どこかで完璧主義な性格があるので、自分が活躍をしていないと達成感というのは感じられないからです。ですが学ぶ事が多く、今の自分に何が必要なのかが分かりました。
これからは一つ一つに対してこだわりを持って行動をしていきたいです。
自分の短所に関して気づきを得ることができました。ですが今まで何がいけなかったのか、今のこの対談が自己理解に繋がっています。今まで自分を見ていなかった感じもします。
常にきっかけづくり
Q.つなみさんの趣味や頑張ってきたことについて
趣味はファッション雑誌や、インテリア雑誌を見ることです。もちろん今の時代インスタグラムでも充分情報を手に入れられますが、アナログだからこそ自分が知らない分野の情報が勝手に入ってくる雑誌を見るとワクワクしますね。椅子とかインテリアのテクスチャーとか、いろんなことに興味心を抱きます。常にコツコツとしていることですが、新しいことが好きなので、みんなより一足先に情報を見つけることが得意で、自分が興味をもったことは友達に共有したりしてます。その情報は得て満足するのじゃなく、1人で見に行ったり、友達を誘ったりして経験することのきっかけを常に見つけてます。
得意分野を持つ人になる
Q.これからのビジョンを教えてください。
自分を知っている人にとって、この事ならつなみに聞こうとかそう思えるような自分の得意分野を持ってる人になりたいですね。得意分野を持つ事でいろんな人とコラボレーションできますし、相手に覚えてもらえるような気がします。それも一つの個性ですし、自分もみんなに対してそう思います。そのために、今は照明デザインのことに対してとにかく人より頑張りたいですね。行動しないことには何も変わりないので自分のしたいことが変わるかもしれないという気持ちより、今をとにかくがむしゃらに生きることが自分にとっての最大の課題になってます。そしていろんな経験を通して、人に与えることができ、自分が他の誰かから尊敬されるような人になったら幸せですね。