今回インタビューするのは!?
初めてのプロジェクトは、1年生の春休みに参加した新入生オリエンテーション※。自己紹介ワークシートのグラフィックを担当。人と関わることの難しさを実感しつつも、先輩から「デザインは人と一緒につくるもの」と学び、次はリーダーに挑戦したいと思うように。
今回は、これまで13個という数多くのプロジェクトに参加してきたしょーじさんに、プロジェクトの醍醐味や参加して変わったことなどをインタビューをしました!
※新入生オリエンテーションとは、新入生の仲を深めるために学生主体で企画運営するイベント活動です。
1人ではなく、“みんな”でやっている
Q.特に印象に残っているプロジェクトはありますか?またプロジェクトで意識していることを教えてください。
印象に残っているのは演習課題作品展とEVプロジェクト※です。演習課題作品展はグラフィックリーダーを務めたプロジェクトです。相手にどう思ってもらうのかを考えてデザインすること、メンバーと1つのものを作り上げていく難しさをとても感じたプロジェクトでした。
EVは初めて全体リーダーを務めたプロジェクトです。全体をまとめることや、チームの雰囲気・成果物を作らないといけないという責任感などを学べたプロジェクトでした。議論している中で意見をまとめるリーダーシップみたいなところは、やっていて楽しかったと感じました。
プロジェクトで意識していることは、「1人ではなく、みんなでやっている」ということです。1人で突っ走っていてもうまくいかないというのに気づき、みんなが同じ理解度で進めることができるように努力していました。
※演習課題作品展とは、授業内課題の優秀作品などを展示するデザイン科学科の展示会です。(現在は実施しておりません)
EV自動車開発プロジェクトは、EV自動車開発の産学連携プロジェクトです。

「ワクワク・達成・満足」そして成長
Q.プロジェクトの醍醐味とはなんですか?
プロジェクトの醍醐味は3つあります。1つ目は、議論の中で「これだ!」という新しい発見があるワクワク感。自分では出せない意見が出てくるのが楽しいです。2つ目は、成果物ができた時の達成感。特に「きたならプロジェクト※」では、物が形になり誰かに使われる喜びがありました。3つ目は、イベントなどで人が喜んでいる姿を見たときの満足感です。人と関わるイベントなどのお客さんやメンバーが楽しんでいる姿を見れるのが醍醐味だと思います。
なぜプロジェクトを何個もやるかというと、自分が成長できると感じたからです。だからこそ変われると思いプロジェクトをやっていたし、西田研に来ました。
※きたならプロジェクトは、北習志野の商店会を舞台に、地域活性化のために実施された産学連携プロジェクトです。

愛あるリーダーへ
Q.プロジェクトに参加する前と後で特に変わったことはありますか?
元々は1人で黙々と作業するタイプでした。EVプロジェクトでリーダーを務めた際に「愛がない」と先生から言われたこともあります。しかし今ではプロジェクトで1番発言し、自分の意見を通すだけじゃなくてメンバーの意見を尊重してまとめるようになりました。自分1人だけでやっているわけではない、みんなとやった方が自分の意見がもっとよくなることに気づいたことで人間的にも成長できたと思います。今は、「ここはこういう発言したらダメだな」「ここはこういう発言した方がいいだろう」という風に頭で考えて行動するようにしています。
自分の殻から出ること、それが成長への糧
Q.これからプロジェクトに参加しようと思っている人に一言お願いします!
自分の殻から出ることです!殻の中にいても楽しいけど、外に出ることで新しい発見や気づきがあって、本当に自分を変えることができます。だから1回チャレンジしてみてほしい、挑戦すれば良くも悪くも必ず何か気づきを得られる。「やるかやらないか、やり抜くか諦めるか」先生の言葉通り、自分が今1番やりたいことを全力でやるべきです。将来の不安に悩むことはどうでもよくて、今を楽しむことが大事だと思っています。自分が悩まない性格だからこそ、今を楽しみ、常にすごい人でいたいという思いは全然変わっていないです。
